2009年6月1日

南イタリア旅行計画 3

Filed under: 社長ブログ — boss @ 9:17 AM

 いよいよ2週間にわたる「シチリアと南イタリアを車で廻る旅」が迫まりました。長い間準備していたのに、間際になって新型インフレンザのパンデミック騒ぎが起きて、何かと大変です。メンバーでも健康上の問題で、残念ながら1人脱落し、結局5人で行く事になりました。しかし、考え方によっては予定していた装甲車のような大きなバスでなく、5人乗りRV車で廻れるので、運転はずいぶん楽になったかもしれない。

 世の中はずいぶん変わってしまい、我ら小父さん達にはちょっと苦手なインターネットですべての行程をいろいろ調べた。すると安くて素敵なホテルも予約が出来、見たい所知りたい所も簡単に詳しく調べる事ができます。調子に乗って、これに前回アメリカ旅行で使ったハーツのネバーロストナビ(7ヶ国語対応)を使うと、もう鬼に金棒で、旅行会社が可愛そうな感じです。今回はW氏を中心にイタリアから取り寄せた地図と近所の図書館を通いまくって、プロでもこんなに綿密な計画は出来ないだろうと思えるルートを完成させました。彼はもう半分以上のエネルギーを使ってしまったかも知れない。

 さて、僕にとって今回の旅は35年以上も前に、ナポリの南のパエストムという場所に完全な形のギリシャ神殿を見つけた。その素晴らしさとその博物館にあった出土品の彫刻や赤絵の土器は紛れもなく教科書で習ったギリシャそのものであった事にすごく驚いた。そして最近になって塩野七生の「ローマ人の物語」を読んで、僕らの習った世界史と違う、紀元前8世紀頃からの地中海を中心にした歴史に興味を覚え、またそれに青春のころ読んだ和辻哲郎の「イタリア巡礼」などがが複雑に醸成されて、シチリアと南イタリアに行く夢を膨らませた。あと残る問題はもうほとんど忘れてしまった僕のイタリア語がどのくらい活躍するかにかかっているようだ。しかしそれが、こんなにも楽しそうな旅になるなんて・・・・・。

 この旅行の計画を始めた頃から平行して、「イタリア放浪時代」をこのブログに書き始めた。始めは簡単に終ると思っていたが、書き始めるとイタリア気分も盛り上がり、その頃の事をどんどん思い出したら止まらなくなった。しかし、それが膨らみ過ぎて旅行の前には終らせなくてはと最後はかなり端折ったような気もする。だがおかげで僕にとっては充実した青春記を書くことが出来た。それが今度の旅にかなり影響を与えているように思う。

 

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